新しい彼の言うことやること、すべてが付き合いだして間もない頃のあの人と被る。
デジャブかと思うくらい。

あの人と付き合いだしたばかりの頃、長年元夫に虐げられていた私はすっかり自分に自身をなくしていた。
自己評価が低く、今から思うと精神的に軽く病んでもいた。

だから、こんな私をこれほど賞賛し、すべてを肯定し、愛でてくれようとするのは、世界中にこの人だけだと本気で思ってた。

でも違った。
恋は盲目って言うけど、恋に落ちた男性はこんなにも相手に肯定的で優しいんだ。

あの人との時は、私も舞い上がっていた。
かけられた言葉すべてが泣けちゃうほど嬉しくて、優しくされればされるほど心が燃え上がった。

今の私はちょっと違う。
一歩ひいて冷静だし、この優しさが、何気なく発せられる甘い言葉の数々が、時間と共に見事に嘘に変わっていくことを知ってる。

私は凄く残酷だ。
恋に落ちてしまった彼に「別れ」をちらつかせて私の我が儘を全てを飲み込ませようとしてる。

あの人とまだちゃんと終われてないことを打ち明けた。
そして、私はまだあの人に心を残していることも。

怒ったり泣いたり…それでも彼は「別れ」は選ばなかった。
最後にはそばにいたいと言った。
まだ肌も合わせてない私のそばに。

#恋愛奇譚 #婚活 #恋

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15年続いた恋はまるで魑魅魍魎の巣窟。
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