向田世界の映像化に挑む「連続ドラマW 春が来た」WOWOW

2018.1.7 07:45  

□1月13日(土)夜10:00スタート(全5話)[第1話無料放送]

日本の家族を描いたら、向田邦子の右に出る作家はいない。航空機事故で亡くなってから、37年の歳月が経(た)つが、彼女の生み出した“昭和世界”は、今も輝きを失わずに読む者を魅了している。 WOWOWは新春に、ユニークなアプローチで向田世界の映像化に挑む。 彼女の絶筆となった短編小説「春が来た」を全5回のドラマに仕立て、韓国の人気ダンスボーカルグループ“EXO”のメンバー、カイを主演に据えるという陣容で果敢に勝負をかける。 

鋭く愛情のある眼差(まなざ)しで人間の機微を紡ぎだす向田世界が、カイの瑞々(みずみず)しい個性によってどのような化学変化を起こすかが、最大の見どころだ。 
デパートの下着売り場で働く、31歳の直子は、うだつの上がらない父、くたびれた母、生意気な妹との4人暮らし。つましく喜びのない生活を送っていたが、ふとしたことから韓国人カメラマン、イ・ジウォンと出会い、彼女ばかりか家族の生活も変わっていく。 

気持ちのバラバラな家族が文化の違う人間が介在することで、その在(あ)り様(さま)を再認識する展開。家族それぞれの秘密が明らかになると同時に、直子とイ・ジウォンの恋の行方も誠実に紡がれていく。 

原作のエッセンスを凝縮した脚本は吉田弥生が担当。長所も欠点もある家族の心の動きを浮き彫りにして、見る者の心を離さない。『チア☆ダン』の河合勇人が監督。カイの誠実なイメージを活(い)かしつつ、心に沁(し)み入る人間ドラマを構築している。 

カイの相手役、直子を演じるのは『3月のライオン』の倉科カナ。控えめなヒロインを好ましく演じている。加えて佐野史郎、高畑淳子、古畑星夏が熱演。心優しい展開の最後に哀(かな)しい秘密が明かされる。これは必見だ。(映画解説者・稲田隆紀)

※向田邦子のファンなのに、無理矢理なEXOブッコミ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

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