The Byrdsの音楽をずっと追っていくと、
Roger MuGuinnの影がどんどん薄くなる。
The Beatlesになりたいというマッギンの情熱が、
The Byrds結成の動機ではあったのだけど、
そこへ様々に肉付けしていったのは、
David Crosbyであり、Gene Clarkであり、
今作でいえばGram ParsonsやChris Hillmanだったわけで、
マッギンの存在が薄くなるのも当然である。

Gram ParsonsとChris Hillman、それにこの段階では
ゲスト扱いのClarence Whiteの三者が相まって、
ナッシュヴィルにどっぷり浸かったこのアルバム、
12弦ギターも弾かなけりゃ曲も書かないマッギンは、
ひたすら影が薄いわけですが、ひとたび彼が歌うと、
The Byrds以外の何物でもなくなるんだ。
バンド運営に興味を示さなくなったBrian Wilsonが、
バックであのファルセットをかました途端、
あのThe Beach Boysが帰ってくるのと同じです。

そしてGram Parsonsの代表曲といわれるHickory Windの
バックに聞こえるコーラスこそ、The Byrdsを
The Byrdsたらしめるサウンド・ロゴであり、
The Beach Boysを出発点に、70年代のThe Eaglesまでを繋ぐ
ウェスト・コースト・ロックのサウンド・カラーなのだった。

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Donna Lee

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