『人間というもの』について-⑪”ー司馬遼太郎

 ”「竜馬がゆく 六 」より” 

🔯武士の道徳は煮詰めてしまえばたった一つの徳目に落ち着くであろう。潔さ、ということだ。


盗賊を働いてもいい。殺人をおかしてもいい。それらの罪は世の法によって検断されるが、たとえば検断されても武士の武士たる所以のものはほろびはしない。それがほろび去るのは、その法を犯した者が、潔くなくなる瞬間からであった。


”「翔ぶが如く 四 」より” 

🔯「武士は百姓になっても商人になるな」


というのは、江戸期の武士社会で一般にいわれたことで、武士の源流がももともと平安末期の農民であり、戦国期でも一般には兵農は分離していなかったという関係からみて、内職に百姓仕事をするのは本卦がえりだからいいという。しかし、商人の仕事をするな、といわれた。このため江戸期に都市生活をしている武士は耕作ができないために、手内職をした。手内職なら武士の精神をゆがめたりすることはないが、商業ばかりは武士の心をそこなうというのである。




#武士は商人になるな #武士の道徳 #兵農分離

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